今回は大学中退者が就職活動をするにあたってどういう会社を受けたほうがいいかということを解説します!
中途採用枠での就職を目指すものになるので、
スクールに通って新卒っぽく就職を目指す場合は以下の記事をご覧ください。
大学中退して就職する会社として狙いなのはベンチャー企業です。
ベンチャー企業ってご存知ですか?
ベンチャー企業ってきいたことあるけど、、メルカリとか?LINEとか?
大学中退者はベンチャー企業に就職するのがいいよという話
大学中退者が考えるべきは『職歴をつける』の一点
大学中退者は新卒のレールから外れてしまっているので、
仮に、大企業や有名企業で働きたい!という想いを持っていたとしたら一旦、忘れてください。笑
未来永劫不可能とは言いませんが、早くても二十代後半までは無理です。
なぜなら、”学歴”というわかりやすい信用要素がないので実績で信用を作るしか無いからです。
それどころか、職歴もないので社会からの信用度も著しく低い状態になるので、
まずは職歴をつけるということを第一に考えましょう。
余談ですが、正直、最初にベンチャー企業から社会人人生をスタートさせると
大手企業で働きたいという想いはどうでも良くなるんじゃないかなと思います。
なぜなら、一部の大手企業じゃなければ、ベンチャーで働くほうが
同じ年齢でも給料や市場価値が高くできる可能性もあるからです。
さらに言えば、大手企業にいると転職して外に出ることのでデメリットの方が上回り、
若い時に安易に転職できない状況になってしまい、中年になってしがみつくしか無いような困った状況になる可能性も否定できません。
ベンチャー企業って?
実は、ベンチャー企業には明確な定義はありません。
一般的には新しい技術やビジネスモデルを展開し成長する企業のことを
ベンチャー企業と呼んでいます。
英語のベンチャー(venture)に「(危険を伴う)冒険・投機」という意味があるので、
そこから派生した形ですね。
資本金や出資の総額、従業員の数という観点では中小企業に分類される企業でも、
成長志向が高いと「ベンチャー企業」と言えます。
また、ベンチャー企業の根本にあるのは「新規性」といえます。
新しいことへのチャレンジには変化が伴うため、
時として事業内容や社内の体制が流動的で曖昧な状況があることもベンチャー企業の特徴です。
新技術や高度な知識などをもとに、
既存の大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開し長期成長を目指しています。
その事業が広く必要とされるものであればその先駆けとして市場を席巻することができるため、
短期間で急速な成長を遂げる大きな可能性を秘めている企業のことを指します。
いま誰もが知っている企業も昔はベンチャーでした。
つまり、誰も知らない小さな企業だったとしても近い将来にされもが知る企業になる可能性があるということです。
大学中退者が狙うのはまさにこのゾーンです。
ベンチャー企業は知名度がないため採用に苦戦する場合が多く、
学歴はそこまで重視されない場合が多いです。
リーダークラスであれば職歴は当然求められますが、
メンバークラスの採用であれば、やる気さえあれば採用するという企業も少なくありません。
そういった企業を見つけることができれば、大学中退職歴なしからでも十分に就職し職歴をつけることが可能です。
では、どうやって見つければいいのかを解説します。
どうやって見つければいい?
成長しているベンチャー企業を見つけるには
①転職サイトから自分で見つける
②転職エージェントに紹介してもらう
の二通りあります。
①転職サイトから自分で見つける
転職サイトに登録して自分で見つけるのは転職の王道パターンだと思います。
個人的におすすめなのはリクナビNEXTです。
業界最大手の転職サイトなので、日本最大級のデータベースから企業を探すことができます。
リクナビNEXTの面白いところは『グッドポイント診断』という自己分析診断ができることです。
自分がどんなタイプなのかがわかることによって、
自己PRする際もそれに沿った内容のエピソードを話すことでより説得力が増すので、
一度やってみることをおすすめします。
転職(就職)活動を始める人はほぼ全員といっていいほど登録しているので、
まずは登録することをおすすめします。
②転職エージェントに紹介してもらう
リクナビNEXTをご覧いただくとわかると思うんですが、
山のように会社があってどの会社がいいのか、どんな会社なのかわからないという方もいらっしゃるかと思います。
そこでおすすめなのは転職エージェントです。
転職エージェントは企業から直接求人をもらって求職者を探しています。
つまり、企業が大学中退職歴なしでもやる気あればいいよ!という求人があれば、
そういう人を探して企業に紹介しているのです。
通常、転職エージェントには特化している領域があります。
20代~50代、営業職からエンジニアまで多種多様な求人を扱うには必要な知識などが膨大になりかえって効率が悪くなってしまうためです。
大学中退の20歳と年収1,000万円超えの経理部長では紹介できる企業も違えばそういう人を集める手法も異なってくるので、
余程の大手の転職エージェントではなければ1社で様々な業種や年代に対応している転職エージェントの方が少ないです。
そこで、大学中退者は『若手、第二新卒、初めての転職』などに強い人材紹介会社に登録しましょう。
新卒採用に失敗したので若い人が欲しい、業績が好調なのでメンバーレベルとして人手が足りない。人手が欲しいけどそこまで高い年収を出せないので若手が欲しい。などのニーズがある企業が依頼しています。
若手専門の転職エージェントには、もちろん大卒で職歴ありの求人のオーダーはありますが、中にはやる気があれば職歴不問のような求人も一緒にオーダーされていたりするのでそういった求人を紹介してくれます。
中には、はじめは職歴必須だったけど、面接で人柄が気に入ったので採用するのような場合もあるので、若手に特化した転職エージェントに登録するのも重要です。
転職エージェントは企業に人を紹介したときの手数料で成り立っているので、
求職者は無料で利用できるので、まずはどんな求人を紹介してもらえるかという相談ベースで登録してみるのもおすすめです。
個人的におすすめの3社をご紹介します。
・ウズキャリ
こちらは以前ご紹介したウズウズカレッジの転職エージェント版です。
スクールのようにエンジニアの座学を行うと言うよりはキャリアカウンセリングを経て企業を紹介してくれるタイプのものです。
エンジニアになりたい!や社会人としての基礎を1からみたいな方はウズウズカレッジ
とにかく早く就職してキャリアアップするんだ!みたいな方はウズキャリ
がいいんじゃないかと思います。
・キャリアスタート
キャリアスタートは若手、第二新卒に特化した転職エージェントです。
履歴書、職務経歴書の作成の手伝いから、企業毎の面接対策、内定獲得後の条件面の交渉といったことまでトータルでサポートしてもらえます。
キャリアスタートサイトに以下のQ&Aがあるのでご紹介します。
職歴なしの大学中退者でも支援してもらえることがしっかり書いてあります!!
サイトに書いてあるということは実績があるということだと思います。
職歴がない人の就業をサポートしている実績があるのはとても心強いです!
まずは一度、キャリアスタートに登録して企業を紹介してもらうことをおすすめします!
・第二新卒エージェントneo
ネオキャリア社が運営する第二新卒に特化した転職エージェントです。
全国各地に支社があるので地方の方であれば第二新卒エージェントneoに登録するのがいいと思います。
ネオキャリは大学新卒者の紹介事業では日本でトップレベルのシェアを誇っています。
そのつながりで第二新卒の求人を多く獲得しているようです。
新卒を募集している企業の情報があるということは、
新卒採用が上手くいかなかった企業の情報を持っているということにもなります。
そういった企業に、未経験者を採用して新卒の穴埋めといった感じで提案することもできますよね。
若手に特化している会社がいいという理由はこういうところにもあります。
こちらもぜひ登録してみてください。
大学中退者はベンチャー企業に就職するのがいいよという話まとめ
いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、大学中退者の場合はまずは職歴をつけることが目的になります。
会社の知名度などは一旦無視して、いまの自分が入れる企業にまずは入るということが大事です。
その上で、知名度がなく採用に苦戦しているベンチャー企業というのはとてもいい選択肢です。
人手が少ないので様々な仕事をさせてもらえるために成長速度も圧倒的に早いです。
そこでしっかり職歴や経験をつけることができれば転職でステップアップすることが可能になります。
そのためには、転職サイトや転職エージェントに登録したりして知名度が無く採用に困っている企業の求人を探すことが重要です。
必ず大学中退者でも応募可能な求人があるので諦めずに探すためにも転職エージェントは有効な手段です。
別の記事で転職エージェントに登録する際に意識すべきことを解説したいと思います。
キャリアは自分で創るものです!